ヒアリングを最重視する
私たちたべもの通販研究所(通称:たべラボ)は通販のコンサルティングだけでなく、ホームページやランディングページの制作、食品のパッケージのデザイン・制作も行っています。
なぜ福岡県の久留米市にある小さな会社に、クライアントは幅広い仕事を依頼してくれるのか。
その大きな理由の一つはヒアリングにあると思っています。
打ち合わせでは、とにかくヒアリングを重視します。
まずはクライアントの話にじっくりと耳を傾け、とにかく聞くことに意識を向けるのです。
すると必ず、「あれっ?ここ気になるな」と引っかかるポイントが出てきます。
それは一つだけのときもあれば、複数のときもあり様々です。
そのときは「ここをもうちょっと聞いてみようかな」という気持ちが湧いてきて、「なぜそれが必要なのですか?」「それが無いとどうなりますか?」などと質問をします。
すると、その人からいろいろな想いや背景が出てくるのです。
例えば「~~という風にしたいんですよね」とか「~~をやると時間を忘れちゃうんです」とか。
その瞬間「あっ!ここが大事だったんだ!」ということが理解できるのです。
その大切な想いをデザイナーと相談をしながら、ホームページやコピー、デザインやパッケージに起こしていきます。
想いを具現化する仕事です。
ヒアリングを最重視しつつ、デザインやマーケティングなどについても勉強を重ね、試行錯誤の結果、おかげさまで20年以上のお付き合いができるクライアントと巡り会うことができました。
それも1社ではなく複数社です。
ですが、ヒアリングですべての方が同じような反応をしてくれるわけではありません。
どうしても一部の方は、ヒアリングをすると嫌な顔をするのです。
ヒアリングをして喜ぶ人、喜ばない人
私たちは常に、クライアントの想いを見つけようとアンテナを張っています。
ヒアリングがメインとはなりますが、その人のしぐさ、表情、提示される資料、服装、持ち物、趣味、仕事環境、会話に加わる別担当者など、至る所にアンテナを張り巡らせています。
アンテナを張ることに意識を集中していると「あっここに何かありそうだな」とピンとくるところが出てきます。
それは何かというと、ストーリーの中で濃い部分。そういうポイントがあるのです。
それは、その人のストーリーの中で密度が濃い部分であり、情報量の多い部分です。
つまり、どうしてそこで引っかかるかというと、その人が本当はもっと言いたい、もっと伝えたいことがあるからです。
いろいろな想いがありすぎて、本当はもっと言いたい、もっと伝えたいことがあるのに、それを言語化しきれていない。
上手く言おうとするけど言葉にするのが難しい。言葉にするとなんとなく想いとズレている。
言っても相手に十分なイメージが伝わらないから、人には言わなくなる。
想いの中にはそういう領域があります。
それを一般的には『潜在知』と言うそうです。
『潜在知』…言語化できていない領域
その人の想いがいっぱい詰まっているが、うまく言語化できない部分
私たちはヒアリングをして『潜在知』を掘り起こしていきます。
掘り起こしていって「あっ!ここをもっと知りたい!」と聞いていくと、最終的にはその想いがバァーッと出てきます。
堰を切ったように、考えて話しているのではなく浮かんできたことをただ口にしているような感じで、表情も熱量も変わります。
私たちはそれを言語化し、ホームページやパッケージに具現化する。
それが喜ばれているのだと思います。
ただ、中には喜ばない人もいます。その違いはこんなイメージです。
喜ぶ人
- 想い入れがある人
- 想い入れがある分、言語化できない
- 掘り起こしてくれる人がいる
- ちゃんと自分のことを分かってくれる人がいる
- 自分の想いを形にしようとしてくれている
- この人に頼みたい
喜ばない人
- 何の想いもない人
- お金のためにやっている人
- 売れたらそれでいい人
- とにかく売れる物、センスのいい物を作って欲しい
- 「別にそこを聞かれてもな…」と感じる
- もう話は聞いてもらわなくていい
- たべラボの提案はピンとこない
クライアントへの想い
ヒアリングを最重視するスタイルに変えたことで、大きく変わったことがあります。
意図していた訳ではありませんが、体に良い食品を売っている・製造している会社、すばらしい想いを持って商売を行っている・製造している会社が、自然と集まるようになってきたのです。
私たちはそういった特定の方としかお付き合いしません、などとは一切宣言していません。
ですが、言ってもいないのに、なぜか何らかの想いを持っている人が自然と集まってきてくれるようになりました。
それは何故かというと
人が強い想いを持っていて
そういう人に限って体に良い食品やこだわりの食品を売っている。
その想いを持っている人の
言語化できていないところを発見して形にするというのが
私たちの得意なところであり
それが私たちのお役目だったんだ、ということに気づいて
仕事を行っている。
強い想いを持っているんだけど、なかなかそれを形にできていない。
でも、そこを話してもらっているうちに
アンテナに「引っかかる」ところが出てくる。
そこを何か形にしていく、
掘り起こしていくというのが好きなのです。
これが私たちのヒアリングの特長なんだと思います。
そう言うと初対面のときのハードルが一気に上がりますが…
体に良いものを売っている、あなたの潜在知を翻訳し理解し
その想いで、あなたには自分の人生を変え、世界さえも変えていってもらいたい。
そういう想いで、私たちは仕事を行っています。
サイト名 | たべもの通販研究所 https://tabe-lab.com/ |
|
運営会社 | たべものパッケージ株式会社 パッケージ.jp | |
代表取締役 | 柳田 国彦 | |
本社 | 〒839-0862 福岡県久留米市野中町586-16 | |
電話番号 | 0942-21-4923 | |
お問い合わせ | お問い合わせフォームへ |